―福祉と関わることになったきっかけは?
長く専業主婦をしていた時に、社会に出て働くことへの不安感があり、出来る事から始めようと社会に出て働き始めました。当時、働く喜びと収入を得る喜びを感じていたのですが、新聞で介護の記事に目が留まりました。
介護が重要になるという世の中の変化を知り、介護業に興味がわいたのですが、事務職の働き方しかしてこなかったので不安もあり、まずは老人病院の看護助手から入ってみようと決意し病院勤務を始めました。
私にとっては、別世界で極度の緊張感を忘れません。
その世界で働くには資格が必要で、年齢を考慮し、ホームヘルパーの資格をとり、ボランティア関係等自分にとっては掛替えのない経験をし、介護の措置時代から介護保険制度を経験しながら、国内大手の介護事業所での素晴らしい研修を経験し介護事業に関わる事になりました。
―なぜこの事業を始めたのですか?
大手の介護事業所や、民間の介護事業の立上に関わりましたが、給与の未払い、違反支援の強要等、残念なことに人を大切にしない環境でした。
その環境で働いていると先の不安がとても大きく、スタッフさんからも、会社に対する不満・不安の訴えが私にあがってくるようになり、会社にも交渉もしましたが無駄で、関係機関の方からも起業を勧められるようになりました。
違反や利益だけに走るのではなく、人を大切にする会社、自分の納得出来る介護をやりたいと起業いたしました。
―福祉事業に対してどのような思いを持っていますか?
制度の改正で、介護保険制度が複雑となる中で、事業継承して行く事の不安と、業界の生き残り、介護保険だけでは生き残りは難しくなると思います。
病院勤務時、入院患者さんを乱暴に扱う看護婦さんを見た時に大変ショックで、
「今、目の前に居る人は自分なんだと思え」
「環境の違う生き方をして来ても、人は皆、同じだ!」と言う思いが強く成り、人は皆平等!一人一人を大切にしたい!!と思い、人間としての生き方を学ぶ事が出来て本当に良かったと感じてます。
―自社の魅力は何だと思いますか?
優しく利用者様に接するところと、いざとなったら、団結して一人一人が力を集結する、チームだというところです。
毎日の挨拶が元気で、入居者さまへの声掛けがとてもいいです。
―仕事をしていて一番大変な事と一番の喜びを教えてください。
職員さんの人間関係の揉め事があるとき、丁寧に説明しても納得しない、自分の主張ばかりを通そうとする職員さんとの関係は疲労感を感じます。
また、正直な事を言うと会社のお金のやり繰りが一番大変です。
一番の喜びは、会社の将来を考えて、一丸となる同志的な職員さんが、周りの職員さんに良いエネルギーを与えてるのが、入居者さまへも伝わってるのが嬉しいです。
―スタッフにはどういう思いを持っていますか?
優しいスタッフさんが多いですが、仕事に対し頼るのではなく、前向きになってほしいと思います。
自分自身のためにスキルを高めてもらい、会社、チームにとって欠かせない人財になって欲しいです。
―休みの日は何していますか?
趣味も辞め、特技などはなく、仕事一筋で来ましたが、夏は、自宅の庭の手入れで土に触る事で、無心になれて心が洗われるようでいいです。
ショッピングや友達と温泉に行ったり、食事に行ったり、自宅でのんびりしたりしてますが、読書もしたいです。
―会社の「これから」について教えてください
先ずは、会社の土台を揺るぎないものにすることです。
その後は、社会情勢を掴みながら、事業展開もしていかなければ先はないと考えています。一事業所で生き残りは難しい危機感もありますし、次世代に事業の継承をして行く事が今後の課題です。
―採用を申し込むか悩んでいる方にひとこと
「株式会社みなみ」では、人を大切にして育てる事が、社会貢献と使命と考えてます。
働くことは、自分を育てる事です。
まずは悩まずにいつでも申し込んで来て下さい。
いつでも明るく優しいスタッフが、出迎えてくれる場所です。
ご応募お待ちしております!!